| 4歳と5歳で、28レッスンを2回受けた子どもたちの変化は、劇的なものではありませんが、日常生活の中で、何気なく出てきます。最も目に付く変化は、自分の感情を素直に言葉に表わすことでしょう。「今、うれしい気持ち!」、また「ぼくは、悲しい気持ちだった」。同時に相手の気持ちも敏感に意識するようになっています。つまり、相手を、肯定的に受け止めようとする素地ができてきております。
例1:
「なぜ、校長先生は笑わないんでしょう。先生は、私の胸に名札があるのに、なぜ(名前を)おぼえてくれないんでしょう」
これは、小学校1年生の女の子が母親に語った言葉です。
例2:
「ぼくは、自分の気持ちをわかってもらえるように、言うことに気をつけているんだ。友だちの気持ちもわかるように、よく聞くことにしている」
「あの子がなぜ暴れるのか、ぼくはわかるので、先生に説明してあげることができる」
これは、新入生の男の子が母親に打ち明けた、何か切ない気持ちの表現です。
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