
現在、セカンドステップ教材はコース1・コース2・コース3・コース4が出版されており、主に保育園・幼稚園・小学校・児童養護施設等で実践されていますが、最近では老人ホームで認知症のお年寄りに実践されるなど、様々な現場への広がりを見せています。
<小学校の事例>
・江東区立東川小学校
研究授業報告資料(2年生、セカンドステップ)pdfファイル
授業の様子(クリックで拡大します)
・泉佐野市立末広小学校
授業の様子 5年生・コース3(クリックで拡大します)

4歳と5歳で、28レッスンを2回受けた子どもたちの変化は、劇的なものではありませんが、日常生活の中で、何気なく出てきます。最も目に付く変化は、自分の感情を素直に言葉に表わすことでしょう。「今、うれしい気持ち!」、また「ぼくは、悲しい気持ちだった」。同時に相手の気持ちも敏感に意識するようになっています。つまり、相手を、肯定的に受け止めようとする素地ができてきております。
例:
「ぼくは、自分の気持ちをわかってもらえるように、言うことに気をつけているんだ。友だちの気持ちもわかるように、よく聞くことにしている」
「あの子がなぜ暴れるのか、ぼくはわかるので、先生に説明してあげることができる」
これは、新入生の男の子が母親に打ち明けた、何か切ない気持ちの表現です。
保育園の集団の中では、トラブルが起きた時に、レッスンで教わったソーシャルスキルを、うまく使って問題解決にこぎつけることが多くなっております。例えば、AくんがBちゃんに勢いよくぶつかって、Bちゃんが怒ったとき、「Aくんは、わざとぶつかったんじゃないよ、うっかりだよ」と、そばにいたこどもが、Bちゃんに「セカンドステップ」のキーワードで伝えています。もちろん、Aくんも「わざとじゃなかった。うっかりだった。ごめんね」と素直に謝っています。
保育園の年長クラスの、ある女児は、食堂を経営しているお父さんが、調理中に指を切ったとき、「落ちついて、ゆっくり考えよう」と言いました。これは、レッスンに出てくるキーワードですが、以来、お父さんは、仕事を始めるとき、「落ちついて、ゆっくりはじめよう」と唱えるようにしているそうです。
つまり、子どもたちは、レッスンで習ったキーワードを、日常生活の中で自然体で使っております。気持ちと行動について、意識を高め、相手を認め、人間関係をスムーズにする割合を高めております。 ▲トップへ戻る  |TOP|セカンドステップって|活動内容|研修会と資格|関連情報|プレス|
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